純水装置電気再生純水装置

原水の分析から行います!

電気式再生式純水装置(EDIスタック)は、脱塩室と濃縮室を交互に配置し、その間に陰イオン交換膜と陽イオン交換膜を挟み込んだ構造となっています。脱塩室内に充填したイオン交換樹脂によってイオンを除去しながら、同時に直流電流を用いてイオン交換樹脂を連続的に再生する純水装置です。

今までのイオン交換樹脂純水機の再生には強酸及び強アルカリの使用・排液処理が必要でしたが、EDIスタックを用いることで、再生に薬品が不要となり、管理がしやすく、環境にも優しい純水装置としてお使い頂けます。

その他のイメージ

特長

  • 脱塩制御を電気にて自動再生する為、酸/アルカリ等の薬液が必要なく、安全環境対策が不要。
  • 精製水採水運転中、常に電気再生している為、昼夜連続で高純度の精製水を得ることが可能。
  • 装置内に内蔵されているRO膜にてTOCを低減化できる。
  • 原水昇温用熱交換器の設置により原水温度を常に一定温度以上に保持する機能を有している。

EDIの原理

EDIスタックはイオン交換膜とイオン交換樹脂より構成されており、原水としてRO水を供給しながら純水室・濃縮室に常に直流電流を流すことにより、連続的に純水(精製水)の採水が可能となります。このように採水された精製水は無機・有機的にも非常に純度の高い水となり、日本薬局方(JP)、米国薬局方(USP)、欧州薬局方(EP)の3薬局方の精製水基準をクリアーする品質を確保できます。

また、再生が不要のため、強酸・強アルカリが不要となり、廃液も出ないことから環境に優しい装置です。

EDIの原理図

EDIシステムの基本フロー

EDIスタックのMINIタイプ1台であれば0.5~1.0ton/h、通常タイプ1台だと3ton/hの採水が可能となります。これらを組み合わせて、原水分析と水温管理を含め、お客様のご要望に合った処理量のシステムを提供致します。

EDIスタックの特長を活かして、安定的に、経済的に稼働させるには一連の関連装置が必要となります。特に原水中のイオン負荷を減少させる逆浸透膜(RO)装置はEDIシステムのなかでも最も重要な前処理装置となります。ロスイキでは永年のRO納入実績をベースに低コストで高効率の前処理装置をエンジニアリングします。

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